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大阪大学先導的学際研究機構
共生知能システム研究センター

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第9回【おウチで】大阪大学ロボットサイエンスカフェ

テーマ:ロボットの頭脳をデザインする:人工知能の最前線

ロボットが私たちの世界で活躍するためには、周囲の環境や物体を「見て」、それを基に「考え」、適切に「行動」することが求められます。今回のサイエンスカフェでは、大阪大学の最前線で活躍する研究者が、ロボットによる物体認識技術や、現実世界をデジタルで再現する技術とその活用法について、わかりやすく解説します。未来の人工知能技術の可能性を感じながら、ロボットや人工知能がどのように私たちの暮らしをどう変えるのか、一緒に考えてみませんか?

リーフレット

概要

日時:2025年3月22日 (土) 14:00〜16:00

会場:ZOOM ウェビナー(オンラインセミナー)
申し込み時にご登録いただいたメールアドレスにご案内いたします。

対象:高校生から大人向け

参加費:無料

言語:日本語

定員:500名(先着順)

主催:大阪大学先導的学際研究機構附属共生知能システム研究センター

参加申し込み

こちらからご登録をお願いいたします。

プログラム

13:30〜    ZOOMウェビナー会場 オープン

14:00〜14:10 共生知能システム研究センターのご紹介

14:10〜14:45 小南 大智「人の行う情報認識処理を模した、ロボットによる物体認識」

14:45〜14:50 休憩

14:50〜15:25 大下 裕一 「現実世界のコピーを作る、活用する。」

15:25〜15:30 休憩

15:30〜16:00 質問タイム

講師

小南 大智

大阪大学 先導的学際研究機構・准教授
ホームページ

人の行う情報認識処理を模した、ロボットによる物体認識

5Gをさらに進化させた「Beyond 5G」や、次世代の通信技術である6Gの開発が進むことで、「デジタルツイン」という技術の研究が盛んになっています。デジタルツインとは、現実世界の物や状況をデジタル上に再現する技術のことです。デジタルツインを作るためには「機械が物体を認識する技術」がとても大事になっています。私たちの研究では、人が行う「マルチモーダル」な物体認識の方法をロボットに搭載した実験を行いました。カメラ映像・深度・点群を情報源として、脳の認知の仕組みを模した「BAM」というモデルを物体認識に応用しました。

大下 裕一

大阪大学 D3センター・准教授
ホームページ

現実世界のコピーを作る、活用する。

仮想世界の中に、現実世界のコピー(仮想世界にある現実世界の双子=デジタルツイン)を作る技術の研究が進んでいます。これらの技術では、現実世界に変化が起きるとデジタルツインも同じように変化します。また、デジタルツインを用いて未来を予測し、現実世界での行動にも反映させることができます。本トークでは、このような現実世界のコピーを仮想世界に作る技術、仮想世界に作られたコピーを活用する技術について、私たちの研究を含む現状を紹介します。また、それらの技術が進んだ先の未来について考えてきたいと思います。

事前準備・注意事項

  • コンピュータ端末(パソコン・タブレット・スマートフォン等)やヘッドフォンなどの周辺機器、及び安定したインターネット環境を各自でご用意ください。端末の設定やインターネット環境などについてのお問い合わせには対応いたしかねます。
  • ZOOMを初めてご利用される方は、こちらから事前にアプリをダウンロード・インストールください(無料)。
  • ウェビナー会場に接続できない場合は、最新版のZOOMアプリの再インストールや端末の再起動で改善される可能性がございます。
  • ご参加にかかるインターネットのデータ通信料は各自でご負担ください
  • お申し込み1件につき、ご本人が1つの端末(パソコン・タブレット・スマートフォン等)をご利用ください。
  • 本イベントの撮影・録画・録音等はご遠慮ください。
  • 本イベント中、参加者のカメラ・マイクは自動でオフになっており、参加者からの映像や音声は配信されません。
  • Q&Aにご質問やコメント等を書き込んでください。
  • オンライン開催のため、お飲み物などは各自でご用意ください。
  • イベント終了後にアンケート画面が表示されますので、アンケート回答にご協力ください。

お問い合わせ先

共生知能システム研究センターイベント事務局 event_at_otri.osaka-u.ac.jp までメールでお問い合わせください。(_at_を@に変えてください)

過去のロボットサイエンスカフェ

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