第12回【おウチで】大阪大学ロボットサイエンスカフェ
テーマ:ロボットの手足:「掴む」「歩く」の巧みさに迫る
言語系生成AIが賢くしゃべる時代、なぜロボットは小さなネジをつまんで締めたり、段差をスムーズに越えたりできないのでしょうか? 実は、実世界で人間が簡単に実行する器用な動作を、ロボットで実現することはとても難しいのです。本イベントでは、大阪大学の最先端のロボット研究者が登壇し、モノの形や重さを見極めてモノを「掴む・操作する」ための作業知能の秘訣と、計算に頼らず体の仕組みを活かして自然に「歩く・走る」メカニズムに迫ります。考えるよりも難しい「手足の巧みさ」の世界を、一緒に覗いてみませんか?
リーフレット
講師らの自己紹介や皆様へのメッセージを掲載しています。下の画像をクリック/タップしてご覧ください。
概要
日時:2026年8月16日 (日) 14:00〜16:00
会場:ZOOM ウェビナー(オンラインセミナー)
申し込み時にご登録いただいたメールアドレスにご案内いたします。
対象:高校生から大人向け
参加費:無料
言語:日本語
定員:500名(先着順)
主催:大阪大学先導的学際研究機構附属共生知能システム研究センター
参加申し込み
プログラム
13:30〜 ZOOMウェビナー会場 オープン
14:00〜14:10 共生知能システム研究センターのご紹介
14:10〜14:45 清川 拓哉 「考えるより、モノを操作する方が難しい?」
14:45〜14:50 休憩
14:50〜15:25 上村 知也 「ロボットはどのように歩き、走りたいのか」
15:25〜15:30 休憩
15:30〜16:00 ディスカッションタイム
講師
清川 拓哉
大阪大学 大学院基礎工学研究科 システム創成専攻・助教
ホームページ
考えるより、モノを操作する方が難しい?
チャットAIが難しい質問に答えられる一方で、ロボットが現実世界でコップから水を注いだり、商品を陳列したり、ネジを外したりすることは、皆さんが想像しているよりも難しいです。物の形、重さ、滑りやすさを見きわめ、つかみ方、手の動かし方、力加減、手順を決める必要があるからです。この「ヒトには簡単なように思えることほどロボットには難しい」という考え方は、モラベックのパラドックスと呼ばれます。本トークでは、ロボットがモノを見て、考え、手を動かして作業するロボットマニピュレーションを実現するために必要な、作業知能に関する研究を紹介します。
上村 知也
大阪大学 大学院基礎工学研究科 機能創成専攻・助教
ホームページ
ロボットはどのように歩き、走りたいのか
最近の脚ロボットは、AIの発達にも助けられ、歩く・走るだけでなく、ジャンプしたり宙返りしたりとアクロバティックな動きができるようになりました。しかしこのような動きは、コンピュータが膨大な計算を行い、モーターを細かく動かすことで実現しています。一方で、私たち人間は歩いたり走ったりするとき、筋肉を一つひとつ細かく考えて動かさなくても、自然に足が前に出て、勝手に歩いたり走ったりできます。これは、私たちの体の仕組みそのものが、歩く・走る動きを自然に生み出すようになっているからです。ヒトや動物の「歩く・走る」仕組みの研究紹介を通して、未来のロボットの動きを一緒に考えてみましょう。
事前準備・注意事項
- コンピュータ端末(パソコン・タブレット・スマートフォン等)やヘッドフォンなどの周辺機器、及び安定したインターネット環境を各自でご用意ください。端末の設定やインターネット環境などについてのお問い合わせには対応いたしかねます。
- ZOOMを初めてご利用される方は、こちらから事前にアプリをダウンロード・インストールください(無料)。
- ウェビナー会場に接続できない場合は、最新版のZOOMアプリの再インストールや端末の再起動で改善される可能性がございます。
- ご参加にかかるインターネットのデータ通信料は各自でご負担ください
- お申し込み1件につき、ご本人が1つの端末(パソコン・タブレット・スマートフォン等)をご利用ください。
- 本イベントの撮影・録画・録音等はご遠慮ください。
- 本イベント中、参加者のカメラ・マイクは自動でオフになっており、参加者からの映像や音声は配信されません。
- Q&Aにご質問やコメント等を書き込んでください。
- オンライン開催のため、お飲み物などは各自でご用意ください。
- イベント終了後にアンケート画面が表示されますので、アンケート回答にご協力ください。
お問い合わせ先
共生知能システム研究センターイベント事務局 event_at_otri.osaka-u.ac.jp までメールでお問い合わせください。(_at_を@に変えてください)
過去のロボットサイエンスカフェ
アーカイブ映像をYouTubeでご覧いただけます。
- 第1回「ヒトと共に生きるロボットのこころとからだのつくりかた」(2020年8月10日)
- 第2回「アンドロイドと人間のふれあい・愛・絆のメカニズム」(2021年3月13日)
- 第3回「ロボットと人間の対話コミュニケーション」(2021年8月1日)
- 第4回「人の明日をひらくロボット競技会」(2022年8月6日)
- 第5回「ロボットで人の発達を知る、支える」(2023年3月19日)
- 第6回「生きものみたいに柔らかいロボット」(2023年8月19日)
- 第7回「ロボットと子どもが言葉をおぼえるしくみ」(2024年3月23日)
- 第8回「ロボットと友達になれる? 未来のコミュニケーションロボット」(2024年8月17日)
- 第9回「ロボットの頭脳をデザインする:人工知能の最前線」(2025年3月22日)
- 第10回「ヒトの顔とロボットの顔:科学と工学で探る「顔らしさ」」(2025年8月17日)
- 第11回「なぜ人は助け合うの? ロボットと数理から探る協力性」(2026年3月22日)


